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高校生の闘病日記

第3章 8/3 検査

8:00に朝ごはん運ばれてきて、お粥と他に2皿くらい乗ってたけど、お粥見た瞬間気持ち悪くて臭いもダメで、布団の中に潜り込んだ。

すぐに看護師さんが来て、
「ちょっとでも食べれない?ずっと食べてないから一口でも食べて欲しいんだけどなあ。」って言われて、自分でもちょっとは食べないとなあと思って布団から這い出てスプーンにお粥とったけど、
口開けた瞬間に酷い吐き気に襲われて吐いちゃった。2日間くらい何も食べてなかったから胃液しか出てこなかったけど。


「ごめんね、無理させちゃったね。気持ち悪かったね。まだ吐きそう?」って言いながら看護師さんが背中さすってくれたんだけど、それでさらに吐き気が増して、胃液しか出てこないのに5分くらい吐き続けた。


多分嗚咽してる声でナースセンターにいた看護師さんが先生呼んでくれたり、病室に来てくれたりして、
まだ白衣着てない佐々木先生も駆けつけてくれて、吐き気止めの点滴入れてくれて、なんとか治った。


本当にしんどかったのと、久しぶりに見た佐々木になぜか安心しちゃって、大号泣。


「頑張ったね〜。でも苦しくなっちゃうから泣かないよ〜。」って言いながら、佐々木先生が頭撫でたり背中トントンしてくれて、どうにか落ち着けた。

高校生とはとても思えない私。恥ずかしい、、。



佐々木先生は夜中私が泣いて苦しくなったことを知ってたみたいで、念入りに胸の音聞いたり酸素測ったりされたけど、

「今は痛いことしないから安心して。少し寝ておきな。疲れたでしょ。」って言われて、
私も安心したのかすぐに寝たと思う。


起きたら13:30。

「起きたらナースコール押してね」ってメモが置いてあるから、記録も終わったし、勇気を出してナースコール押してみようと思います。

ではまた〜

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