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高校生の闘病日記

第15章 12/21 通院

ベッドに横になって、

聴診とか触診とかして、
その後心エコーも終わって、


時間的にも内容的にも、もうそろそろ終わりかな〜って予想してたんだけど、

一向にベッドから降ろしてくれなくて、、



自分から

「先生もう降りていい?」って聞いたら、


「もう一個検査するからちょっと待って」って。





嫌な予感して、

「ねえちょっと待って、、血ガスじゃないよね、、?」

って恐る恐る聞いてみたら、




「心臓の状態診ておきたいから、ちょっとだけ頑張ろうか」って佐々木先生。



ちょっとだけ頑張ろうかって、いや無理無理!


本当に無理!!




「お願い今日は嫌だ!!むり!ヤダよやらないよ!」って大焦りしながら抵抗したけど、



「嫌なことは早めにやっちゃった方がいいでしょ〜」って、なんか先生ノリノリなのめっちゃ腹立った。





どんだけ抵抗しても、暴れても、
検査とか治療とかから逃れられないことはもう知ってるけど、、



でも、いきなりやるよ!って言われても、
まだ心の準備が。。。





そんなことしてる間に、
先生も看護師さんも着々と準備進めてて、


男の看護師さんも2人来て、


もう本当に逃げられない状況に。






心の準備も出来ず、覚悟も決まらない私は、 
 

「今日は泣くかも。まだ心臓がドキドキしてる。」

って訳のわからないこと言い出してた。




今思うと恥ずかしい。。。





そしたら、


「今日「は」じゃなくて、今日「も」でしょ〜。
どんだけ泣いても叫んでもいいけど、動かない約束だけ守ってね」って、

佐々木先生にバカにされた、、



悔しい!!







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