テキストサイズ

高校生の闘病日記

第16章 12/22 熱

起きたら、なんと病棟。



まず、起きた時に家じゃないことにびっくりして、

一旦思考停止。



あ、そういえば病院連行されて、
 
処置室で点滴してたんだと思ったら、


よく周り見渡してみたら病棟で、

もう一回思考停止。




ナースステーションの目の前の部屋の、別名監視部屋にいて、



「起きた〜?体調どう〜?」って言いながら入ってきた看護師さんの質問ガン無視。



入院とかほんと聞いてないし、寝てる間にやっちゃえ的なのまじで腹立つしで、大抵抗。




「もう大丈夫。点滴で良くなった。だから帰るね。」

「入院は絶対しない。イヤ。むり。本当にしない。」

「だから嫌だったのにーー!!」


とか言って帰ろうとしてたら、





「なに騒いでるの〜?看護師さん困らせてるのはどこの誰だ〜?」って言いながら木村先生登場。




「先生お願い。今すぐ点滴外して帰らせて。」って懇願したけど、



「いっちゃん。分かってるよね?それはできない。」って。



「無理無理。やだ帰る」ってまだ抵抗したけど、



「いちか、わがままもいい加減にしなさい。
今このまま帰っても、辛いのはいちか自身なの分かってるよね?先生たちも看護師さんたちも、いちかに意地悪してるわけじゃない。ただ良くなって元気になって欲しいだけ。そのための入院治療だし、必要ないことは絶対にやらないから。」

って怒られ&説得されて、





諦めて、不貞寝した。










さっき起きて、ちょっと冷静になったけど、



また入院生活ってこと考えたら、


本当に本当に嫌すぎて、


また腹立ってきた。、
 

弱すぎる自分のからだに。







はあ〜。。。嫌だよ、。



また痛いこと、苦しいこと、


いっぱいされるのかなぁ。。







はぁ。。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ