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Sweet and melting

第6章 第6章 課題

テラス_


沙耶「っで、課題がどうしたの?」

『……沙耶は課題終わった?』

沙耶「うん、大体は…あとはまとめるだけかな」

『そっか…』

沙耶「小羽まだなの?」

『うん……いまいちわかんなくて』

沙耶「そっか…。
あのさ小羽……これはその…
…ルール違反かもしれないんだけど」

『ルール違反?』

沙耶「向井くんに…手伝ってもらったら?」

『実は…教えてもらったんだけど』

沙耶「教えてもらった?」

『スケッチの絵…見ながら』

沙耶「あぁ、そういうこと。」

『でも……中々…』

沙耶「…触ってもらうのは?」

『え?』

沙耶「自分では分からなくても…
相手に触ってもらえばわかることもあるかも」

『でもそれじゃ本当にルール違反だよ?』

沙耶「……うん。」

『……もしかして沙耶』

沙耶「…私も自分じゃわからなくて…
中々課題が進んでないのに気づいてくれて……」

『そうだったんだ…』

沙耶「課題の締切明日だし、早めに決断しないとだよ?」

『うん…ありがとう相談乗ってくれて』

沙耶「ううん、、全然役に立ってないけど」

『そんなことないよ、、
こういう時…相談できる友達がいて本当によかった』

沙耶「いつでも頼って。頼りないけど(^^)」



テラスを後にし
沙耶と分かれた後すぐに部屋に戻った



.


『ただいまー』


……ん?いない?


声がしなかったため、そっと部屋に入ると



李斗「( ֊ ̫ ֊)Zzz‥ᐝ」


『寝てる…』


スースー寝息を立てて
ぐっすり眠ってしまっている李斗_


さすがに起こすのは申し訳ないので
自分1人で課題に取り組むことにした


夜中まで時間がかかったが
なんとか書き終えた

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