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慕情

第25章 夢と真実


 それは、
たった今、老師様に燃やされた巻き物だった

「腕が落ちた…だと…?」

 神楽は
老師様の逆鱗に触れてしまったらしい…

「アハハ…だって老師様…
今、明らかに手加減したでしょう?」

 神楽は
嫌な予感がして後退りをして逃げる体勢…

 神楽は続けて…

「と、とりあえず…
今、話した事は全て真実…だよ?」

 神楽は
老師様の様子を伺いながら、そう言った…

「…では、その青年の名は…?」

 老師様の、いきなりの質問に…

「へ…?な、何が…?」

 神楽は
老師様のいきなりの質問に戸惑う…

「四神を倒した…
腕白で悪戯好きの青年の名は…?」

 老師様は真剣に聞いてきたので…

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