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【小休止…伍】

　神楽は自分の野営に戻ろうとしたが
腰に着けている銀の鈴が光った…

　神楽は泡沫の身に何かあったのか…
と不安になった…

　泡沫には宵闇と一緒に居るはずだから
大丈夫だと思うけど…

「念のため…行ってみるか…」

　神楽は一旦、引き返し…
泡沫の野営に向かった…

　すると…

「んッ…ああ…宵闇…恥ずかしいから…
僕の衣は…脱がさないで…」

　泡沫の妖艶な声が密かに聞こえた…

　神楽は一瞬、躊躇ったが…
宵闇の反応が気になった…好奇心だ…

　普段の宵闇は…ぶっきらぼうだ…
さぁ…宵闇は…どう答える…？

「フッ…泡沫は…恥ずかしがり屋だな…
分かった…衣は脱がさないが…
お前が一番好きな所を解してやるよ…」