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慕情

第29章 小休止…伍


「や…ッ…だぁ…ッ…宵闇…ッ…見ないで…
ん…ッ…うぅん…ッ…んッ…んッ…んッ…」

 泡沫は押し寄せて波打つ度に、それに
合わせて無意識に喘ぐので精一杯だった…

「はぁ…はぁ…どうだ…俺の陽物は…?
指でも届かない処を突いてやるよ…」

 ぬちゃ…ッ…ぬちゃ…ッ…ぬちゃ…ッ
じゅごッ…じゅごッ…じゅごッ…じゅごッ…

 規則正しい音が次第に累加に変化し…

「あ…ッ…あ…ッ…あ…ッ…うぅん…ッ…
き、気持ち…良い…ッ…よぉ…ッ
ん…ッ…ん…ッ…ひゃん…ッ…ああ…」

「ああ…ッ…ああ…ッ…泡沫の中に…
吸い…込まれる…ッ…はぁ…ッ…はぁ…ッ」

 ふたりは
荒い息と共に同時に果ててしまった…

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