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慕情

第30章 泡沫の異変


 続けて神楽は…

「泡沫…ちょっと良いかな…?
宵闇…妬くなよ?」

 神楽は、
そう言うと泡沫と宵闇の返事を待たずに…

「うわぁッ!?神楽ッ!?何するのッ?」

 神楽は泡沫の衣を脱がせ上半身を露にした

「神楽…これは一体どう言うことだッ!?」

 宵闇は泡沫の上半身を見て…
顔を歪ませ神楽に問いただした…

「泡沫…お前が宵闇との情事の時に
衣を脱がなかったのは恥ずかしいからじゃ
ないだろ?この痣は…いつからだ?」

 神楽は泡沫に優しく言った…

 泡沫の上半身には縞模様の痣が出ていた…

 泡沫は…ゆっくり口を開き…

「僕も…さっき…気づいて……
ゲホッ…ゲホッ…おぇぇぇッ!!」

 泡沫は神楽の衣に嘔吐してしまい…

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