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慕情

第30章 泡沫の異変


「大丈夫だって~…
ただ確認するだけ…深入りはしない…
それより宵闇は泡沫の傍に居てやれよ…」

 神楽は笑顔で、そう言って…
一人で目的地へと向かった…


 その道中…人気のな居場所へ…

「おい…お前ら…
今の状況分かってるだろ…?」

 神楽は独り言ではなく…

〖うん…分かってるけど…気をつけてね…〗

 と、図嚢から四神獣の声…

「俺の心配はしなくて良い…だけど…
何かあったら…泡沫と宵闇を護ってやれ…
宵闇は医術に長けてはいない…」

 神楽は
声を潜めて四神獣に、そう言った…

〖うん…だけど…二人が拒絶したら…〗

 四神獣は神楽に釘を刺すが…

「あいつらが拒絶しても護れ…」

 神楽は、そう言うと…
救護班の処に向かった…

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