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【豹変】

　だが、しかし幽蘭は全裸のまま…
神楽を諦めずに追いかけ…

　人気のない森の茂みまで辿り着くと…

　考え込んでいる神楽に気付き…幽蘭は
気配を消し去り…神楽の背後に飛び付き…

「神楽先輩に、やっと触れられたぁ！！」

　幽蘭は神楽を押し倒した…

「あ…ッ！！お前…正気かよ…ッ！！」

　神楽は幽蘭の腹に蹴りを入れた…

「あぁん…ッ！！痛～いッ！！」

　幽蘭は尻餅をついた…

「俺は今…急いでんだ…
お前に構ってる暇ねぇんだよッ！！」

　神楽は声を荒げて、そう言った…

「あは…ッ…神楽先輩ってば～
泡沫先輩の事が、そんなに心配ですか？」

　幽蘭は嬉しそうに、そう言った…