慕情
第32章 豹変
「お前にしては余裕だな…何を企んでる?」
神楽は衣を叩きながら、そう言うと…
「別に何も企んでないですよ?ただ…
早く泡沫先輩の処に行った方が良いですよ?
宵闇先輩は医術に長けてはないですからね」
幽蘭は神楽に意味あり気に、そう言った…
神楽は下手な事は言わずに…
「そうか…分かったよ…じゃあ…
お前も全裸のまま…一緒に来るか?」
神楽は幽蘭を誘うが…
「あぁん…やだぁ~…あたしってば…
全裸のままだった…残念だなぁ…
こんな姿じゃ一緒に行けません…
折角、誘ってくれたのに…神楽先輩だけ…
行ってください…あたしは救護班の処で
貴方の事を健気に待ってますね…」
幽蘭は、その場を立ち去って行った…