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慕情

第34章 代償…


「やだなぁ…神楽先輩~!!
あたし健気に待ってたんですよ?」

 幽蘭は全裸のまま
神楽の身体に密着すると強引に口付けをした

「ん…ッ…はぁ…ッ…止めろ…ッ」

 神楽は
口を開いてしまい…幽蘭は透かさず
自分の舌を神楽の舌に絡ませ離さない…

「んふぅ…ッ…はぁん…ッ…あぁん…ッ」

 幽蘭は艶のある声音を神楽に聞かせ…

 神楽は徐々に力を失くし…脱力していく…

「ああ…ッ…はぁん…ッ…ん…ッ…
神楽先輩やっと抵抗しなくなりましたね?
お利口さん…お利口さん…だぁいすき…」

 幽蘭は愛おしそうに
神楽の髪を優しく撫でながら耳許で囁く…

「お前…俺に…何をした…?」

 神楽は抵抗するも虚しく…

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