慕情
第44章 救世主
月詠は小さな紅葉手を固く握り締め…
顔を真っ赤にし…尻の方から乳の匂いが…
屁の音と共に…紫仙の袖が生暖かくなり…
「うげぇッ!?おいッ!!俺の衣がぁ!!
月詠の奴…糞しやがった!!くっせぇ~」
紫仙は慌てふためき…
「おや、おや…紫仙様は、それでも
【仙人の領域】の管理者ですか?
それでは先が思いやられますね…」
「赤子は泣く、乳を飲む、糞をして寝る…
それが御仕事ですよ…?
さぁ…さぁ…尻を綺麗に洗って
新しい衣に着替えましょうね…」
天と門番小僧は
手際よく月詠を癒して寝かしつけた…
その光景を見ていた紫仙は…
「…どうして、お前ら手慣れてるんだ…?」
紫仙は二人に疑問をぶつけた…