慕情
第4章 御祝いの品
貴女様は、
それを聞いて鼓動が乱れるばかり…
「そなたよ…鼓動が乱れておるな…
鍛練が足りぬぞ…?
それに、ちょうど雨も降ってきた…
純白の衣も濡れているではないか…」
さらに貴殿様は
貴女様の布越しではあるが秘部に触れ…
「私の指先と舌先で、そなたの此処を
濡らしてやりたい…」
と、貴殿様は貴女様の耳許で囁いた…
それを見聞きしていた神楽と泡沫は…
「うわぁ…義兄上さん…大胆だなぁ…
泡沫には刺激が強すぎるから見るなよ?」
神楽は自分の十本の指を開き…
泡沫の両目を覆った…
「神楽…?わざと、やってるでしょ?
思いっきり見えているよ…?」
泡沫は頬を染め…笑いながら
冷静を装っていた…
神楽は貴殿様と貴女様に…