慕情
第10章 潜水班
神楽以外の潜水班は混乱状態…
「アッハッハ…
でも、お前ら、この怪しワカメを射止めれば
大丈夫だから頑張れー!!」
神楽は姫利達を応援した…
「えぇ~ッ!!この怪しワカメはヌルヌル
してますよぉ!?気持ち悪いですッ!!」
姫利は神楽に助けを求めるが…
「良く見て観察ッ!!怪しワカメに
潜んで絡み付いてる色んな種類の怪しが
わんさか…わんさか…」
神楽は皆を励ました…
「本当だッ!!みんなーッ!!図嚢の中に
怪しワカメを全て入れるぞぉ!!」
姫利は、そう言うと神仏の力を使い怪し
ワカメを小さくして図嚢の中に納めた…
だが、神楽は異変に気付いてしまった…
「アハハ…これは…これは…
お初に御目にかかります…」
神楽は冷や汗を搔きながら…
みんなー撤退だぁッ!!と、叫んだ…