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慕情

第11章 山岳…泡沫


「何を言ってるんですか?二年連続、首席で
とても素敵な俺の憧れの先輩ですッ!!
泡沫先輩と呼ばせてください!!」

 後輩は瞳を輝かせ…そう言った…

「えっ?僕に憧れてるの?
まぁ…じゃあ…しょうがないかぁ…」

 泡沫は、
またもや照れながら、そう言うと…

「みんなー…泡沫先輩って呼んで良いって
許可が下りたよー!!」

「やったぁ!!泡沫先輩ッ!!
宜しく、お願いしますッ!!」

「えっ?僕は…キミと同期だから…先輩…
って口が裂けても呼ばないよ?」

 と、口々に色んな意見が飛び交う…

「うふふ…呼び方は好きに呼んで良いよ…」

 泡沫は人数を確認してくれた後輩に…
キミの名前は…?と聞いたら…

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