偉大な魔道士様に騙されて体を捧げることになりました
第3章 甘美な毒の回り
「すごいな、本当に感度がよくて驚くよ
これなら2本は入るだろう…」
嬉しそうに微笑むシヴァリエ様が濡れた唇を赤い舌でぬぐった。
肩で息をする私はぐったりと力が抜けてしまい、ただシヴァリエ様の赤い瞳に見つめられている。
(に…ほん?)
くぷっ♡
「ンえっ!?♡あぅああ♡」
「そう、上手だ…」
泉のように愛液が溜まっている秘部に細く長いシヴァリエ様の指が飲み込まれてしまった。
はじめてそこに感覚があったことを知った私は飲み込んだ指をぎゅうっと締め付ける。
「中でも絶頂を迎えられたら沢山褒めてあげよう、ほら…この浅いところで感じてごらん」
ぐにゅっ♡
ぐちっ、ぐちゃ♡
「あ゙っ!?お腹ぁ…!中がっあン♡」
2本の指が中で折り曲げられ、ざらついた箇所をかかれるように動かされるとクリトリスとはまた違う刺激が襲ってくる。
中から掻き出されるその快感に、私は堪らずシーツを握りしめた。
ぐちゅぐちゅ♡
ぐちゃ♡
ぐちっぐちっ♡♡♡
「あうっ♡ああン…はあっん♡ぁうあ♡」
リズミカルに動く指にどんどん快感が大きくなっていくのを感じる。
シヴァリエ様は涙でいっぱいの私の顔をとても嬉しそうに眺め、甘い笑みを浮かべた。
「あっあっ♡シヴァリエさまあ…あぅっ♡」
「絶頂を迎えそうな時は“イク”と、声に出して
しっかり僕に伝えるんだ。できるね…?」
「ぁいっ♡でき、…っんあ♡ますっ♡」
ぐちゃぐちゃぐちゃ♡
じゅっ、ぐち♡
ぐちっぐちっぐち♡
「あっ♡い…!いくっ♡おなか、きもちぃっ♡♡
いくっン♡ンンンっ♡♡♡」
大きな快感の波で飲み込まれそうになった瞬間、シヴァリエ様が口を塞いだ。
(きす…きもち、い♡)
触れ合った唇と、なおも差し込まれた指の感触しか今は感じない。
私はいつの間にかビクビクと何度も体を跳ねさせながら赤子のようにシヴァリエ様の唇に吸い付いていた。