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早乙女くんがヒロイン?~エッチ表現有りバージョン~

第3章 好み



次の日。
登校中に昨日仲良くなった雫ちゃん達と会ってお喋りをしながら教室に入った。


龍牙君はまだ来てない…


「美羽の転校前の学校ってお嬢様学校だったんでしょ?芸能人とかお金持ちの子が多くて美少女だらけって噂聞いたんだけど!」

「えっと…やっぱり都心の私立の女子校だからそういう子多かったかも?でもうちはそんなお金持ちってわけではなくて私みたいに普通の子もたくさんいるよ!」

「ちょっと待って…美羽。そんな中にいたから感覚麻痺してると思うけど、美羽は相当な美少女だからね!?自覚ないの?」

「えっ…そんな事ないよ!彼氏とかだって出来たことないもん…」

急に褒められて顔が熱くなった。

「顔赤くしてて可愛いー!共学来たからって変な男と付き合ったらダメだからね!ふわふわしてるからすぐ騙されそうで心配」

「そんな事ないってばぁ…」

談笑をしていると、龍牙君が登校してきたのが見えて急いで挨拶をしに行こうとするとタイミング良く男子が三人私達の話してるところにやってきた。

「何の話してんの?」

「俺達も転校生と交流させてよ」

「うーわ!美羽、こういう男子達には気を付けてね?この三人本当チャラいから」

「変な事吹き込むなよ、俺結構一途だよ?」


あぁ…龍牙君に話し掛け損ねちゃった…

でもせっかく話に来てくれたし、ちゃんと挨拶しておかないとダメだよね。

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