早乙女くんがヒロイン?~エッチ表現有りバージョン~
第6章 放課後デート
「へへ…緊張するね」
「あぁ……手に汗かいたらごめん」
私……すごく大胆な事しちゃった!!
龍牙君と手繋いでるなんて!!
龍牙君の手大きくて格好良い…それに握り方も優しい。
校門を出てすぐに正面から車が来ると、龍牙君に手を引かれて壁の方に寄せられて龍牙君は盾になるように車が通り過ぎるのを待っていた。
そういえばこの前もこうしてくれた…
「…龍牙君って今まで何人の子と付き合ってた事あるの?」
「いや…どう見ても彼女なんかいた事あるわけないだろ…友達すらいねぇのに何でいた事あると思うんだよ」
「だって…こうやって当たり前みたいに車から守ってくれたり…手繋ぐのも慣れてるし」
「うわ……俺、やってたか……完全にありすとドーナツの面倒見過ぎてクセになってるんだ…いや、別に姫野と一緒だと思ってねぇよ!?」
「あっ…そっか!」
昨日の様子見ても龍牙君がありすちゃんの事大事に面倒見てるってわかるし納得してしまった。