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早乙女くんがヒロイン?~エッチ表現有りバージョン~

第6章 放課後デート



「次取れそうな気がする!」


姫野って可愛いのに結構変わってて面白い。


普通こんなにぬいぐるみとか女子が好きそうな景品たくさんある中でこれをこんな真剣な顔して取ろうとしてるって…


次もさっきと同じように落ちてしまって取れなかった。
箱タイプの景品はズラしながら落とすのが基本だ。


「むぅ…取れないー」

「…良い向きに落ちたからあとに2.3回で取れる気がする。一緒にやってやる」


500円入れると1回多く出来る。俺は500円を入れていつもありすの欲しい物を取ってやる時と同じように姫野が立っている後ろから手を伸ばしてボタンを押す。

「は…え……龍牙君……」

その時、前にいる姫野から良い匂いがしてハッとした。


また…やってしまった。
いつもありすが自分でやりたがるから実質俺が操作する形でこうしていて、またその感覚で……姫野とこんな密着してしまうとは…


子供のありすとは全然違う…


「わ、わりぃ…くっつき過ぎた……」

「ううんっ…私じゃ取れなさそうだからお願いしていい?お金後で千円札くずして返すね」

「いや…俺がやりたいだけだからいい」


サッと姫野の横にズレてクレーンゲームを再開する。


ありすといる時の癖出さないようにしねぇと引かれそうだ…


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