無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

目的地の駅に着くと駅前は結構混んでいて、龍牙君が先導してくれるところを着いて歩いていると公園に続く広い道に出ることが出来た。

「公園なら電車が大丈夫だったら今度ドーナツちゃんも一緒に来られそうって思ったけど、人多いと難しそうだね」

「あぁ、前に車で連れてきた事あるぞ。ドッグランもあってすごい走り回ってた」

「ふふっ！ドーナツちゃん楽しかったんだね」

「…また連れて行く時美羽も誘う」

「本当！？楽しそう！」

龍牙君は知り合った頃はあんまり喋らなかったけど、仲良くなるにつれてたくさん話してくれるようになって親密度が上がってるのを実感する。

待ち合わせした時間がお昼に近かったので先に公園でお弁当を食べる事にした。

ピクニックエリアにテーブルがあってそこにお弁当を広げた。

「ふはっ…遥斗が作ったおにぎり思ってたよりデカイな」

「張り切ってこんな大きく作っちゃって…食べきれなかったら残して大丈夫だからね」

「腹減ってるから余裕」

おにぎりを頬張る龍牙君が可愛くてずっと見ていたい…

「ん…米粒とか何処か着いてるか？」

「ううん！おにぎり食べてる龍牙君可愛くて見ちゃってた…」

「はっ！？可愛くねぇだろ…」

顔を赤くして照れながら顔を逸らす龍牙君も可愛い！