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王都崩落
第1章 1
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「────全く、この国は馬鹿ばかりだ。そう思いませんかね?ㅤ大尉」
「口を慎め、自室とはいえ、いつ何時、監視があるとも分からない」
「卿の部屋は盗聴の類をされていないよ?ㅤ恐らく、卿の職業柄聞かれたくない事柄が多すぎて上官共が監視を付けたがらないのだろう。
ㅤおかげで、我々魔族が好きに出入りできる。なぁ、リチャード。カール」
ㅤ下卑た笑みを浮かべ、白髪の青年は彼らに声を掛ける。先刻任務を共にしたリチャード、そして陛下のおつきであるカール。そしてもう1人はリチャードの仲間であるキュルテンという悪魔だ。
ㅤ三名の美形な魔族が各々顔を揃え、私を囲んでいた。
ㅤ私はといえば、ベッドにて裸となり其の悪魔どもに奉仕をしていた。
「────全く、この国は馬鹿ばかりだ。そう思いませんかね?ㅤ大尉」
「口を慎め、自室とはいえ、いつ何時、監視があるとも分からない」
「卿の部屋は盗聴の類をされていないよ?ㅤ恐らく、卿の職業柄聞かれたくない事柄が多すぎて上官共が監視を付けたがらないのだろう。
ㅤおかげで、我々魔族が好きに出入りできる。なぁ、リチャード。カール」
ㅤ下卑た笑みを浮かべ、白髪の青年は彼らに声を掛ける。先刻任務を共にしたリチャード、そして陛下のおつきであるカール。そしてもう1人はリチャードの仲間であるキュルテンという悪魔だ。
ㅤ三名の美形な魔族が各々顔を揃え、私を囲んでいた。
ㅤ私はといえば、ベッドにて裸となり其の悪魔どもに奉仕をしていた。
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