悪いオンナ…2
第1章 【美大生の僕は魅力溢れる彼女に心奪われて…】
アトリエでも、モデルが終われば絡み合った
完成に近付いていくのと同時に2人の箍も外れていく
施錠した個室で馬鹿みたいに腰振って
彼女に口内射精する
収まらない勃起に彼女は悦んで股を開くんだ
「凄い……ガク、気持ち良い…っ」
泣けよ……ほら、僕ので泣け!!
何度も震えて、立ってられなくなって、
繋がったまま、
2人溶けてなくなっちゃうんじゃないかって……
「好き………それ好き…ぃ…っ」
バックでなだれ込み、寝バックで鬼ピストンが好きらしい
どんな体位になっても、必ずキスをしてくる
それが嬉しくて堪らなかった
どうでもいい相手に……そこまでしないよな
最中も事後も彼女からのキスは数え切れないほど
「あぁ……イクっ……イクイクっ」
ようやく、彼女がイっても耐えれるようになってきた
彼女好みのピストンも出来る
全部、キミの色に染まってきてる
僕一人で回っていた世界に突如として現れた長谷川多希という女性
もう余すことなく僕の人生に浸透してきてる
アトリエにも家にも、キミとの空気や世界観が根付いてきている
キミを考えない日はないんだよ
例え手に入らない人だとしても……納得いくまで藻掻きたい
休みの日、一緒に過ごした時間
何気ない事で笑い合って、だらだらした中でも、まるで恋人気分を味わえた
セックス以外でも僕たち、相性が良いと思わないかい?
料理したり、ゲームしたり、買い物行ったり、好きな歌をハミングし合ったり……
2人で居て、笑ってばかりじゃないか
まだ僕の話を聞いて、お腹抱えて笑ってくれる
そこに希望を見出しちゃダメなのかい?
僕の部屋着を着て一緒にNetflix観ているキミは……
僕のなに?
後ろからハグしたら頭撫でてくれて振り返ってキス
この関係は、なに?