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キセキ

第1章 Vol.1〜最期の手紙

男は声を上げて泣いた
いつまでもいつまでも

女はそんな男を見下ろしていた
涙がこぼれないよう、
 空を仰いでいた

「あの娘に会ってやってよ
 きっと、待ってるからさ」

これは、街に埋もれている
 小さなキセキの物語・・・

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