
キセキ
第12章 Vol.12〜魔法の時間
え?
頭が真っ白になりました
そして、数秒後、怒りがこみ上げてきました
なんてことを言うんだ!
母はまだ生きている!!
「君の母親はもう死んだ
でも、私はキセキを起こせる
5分だけ、君の母親を生き返らせることができる」
「もしも、5分だけ
死んだ母親に会えるなら」
「君はなんて、言うんだい?」
僕はハッとしました
先生は僕を病室に入れ
父も、妹も、先生も病室から出ました
僕と、母親が二人きりになりました
『もしも、5分だけ・・・』
他に誰もいない病室で
僕は母の手を握りました
骨ばっていて
カサカサで
とても軽い手でした
僕が少し握ると
母も弱々しく握り返しました
頭が真っ白になりました
そして、数秒後、怒りがこみ上げてきました
なんてことを言うんだ!
母はまだ生きている!!
「君の母親はもう死んだ
でも、私はキセキを起こせる
5分だけ、君の母親を生き返らせることができる」
「もしも、5分だけ
死んだ母親に会えるなら」
「君はなんて、言うんだい?」
僕はハッとしました
先生は僕を病室に入れ
父も、妹も、先生も病室から出ました
僕と、母親が二人きりになりました
『もしも、5分だけ・・・』
他に誰もいない病室で
僕は母の手を握りました
骨ばっていて
カサカサで
とても軽い手でした
僕が少し握ると
母も弱々しく握り返しました
