
キセキ
第13章 Vol.13〜天使ですよ
ああ、たしかに言った
クラスでいじめがあるのが耐えられなかった
その結果、自分も見事にクラスで浮いてしまった
すぐ卒業だったからよかったようなものの
僕の、黒歴史だった・・・
『倉島くん、
何にでも一生懸命で、
不器用だけどぶつかっていくタイプで
失敗してもめげなくて、すごいなって
引っ込み思案で、
友達ともろくにしゃべれない
私とは大違いだなって思っていた』
『この間、クラス会あったでしょう?
私、行ったんだ
倉島くんに会いに
私、会社辞めて、もうだめだーってなったとき
倉島くんのこと思い出したんだ
きっと倉島くんだったら頑張るだろうって
それで、大学院入り直した』
『そしたらさ、
噂で聞いたの、
倉島くんのこと
いても立ってもいられなくて、
家まで来ちゃったけど
どうしていいか分からず・・・』
自称天使は言葉を濁した
それで天使か・・・
僕は、空を見上げた
なんだか涙が出そうだった
彼女が就職を手伝ってくれたのは嬉しかった
一生懸命になってくれたのも嬉しかった
でも、僕にとって、一番嬉しかったことは
一番のキセキは
僕すら忘れていた僕を覚えていてくれた人いたこと
僕がいたことが、誰かの役に立っていたことだった
秋の夕暮れ
白い街灯に照らされた自称天使
彼女の存在は、
僕にとって、
天使が現れた以上の
本当のキセキだった
クラスでいじめがあるのが耐えられなかった
その結果、自分も見事にクラスで浮いてしまった
すぐ卒業だったからよかったようなものの
僕の、黒歴史だった・・・
『倉島くん、
何にでも一生懸命で、
不器用だけどぶつかっていくタイプで
失敗してもめげなくて、すごいなって
引っ込み思案で、
友達ともろくにしゃべれない
私とは大違いだなって思っていた』
『この間、クラス会あったでしょう?
私、行ったんだ
倉島くんに会いに
私、会社辞めて、もうだめだーってなったとき
倉島くんのこと思い出したんだ
きっと倉島くんだったら頑張るだろうって
それで、大学院入り直した』
『そしたらさ、
噂で聞いたの、
倉島くんのこと
いても立ってもいられなくて、
家まで来ちゃったけど
どうしていいか分からず・・・』
自称天使は言葉を濁した
それで天使か・・・
僕は、空を見上げた
なんだか涙が出そうだった
彼女が就職を手伝ってくれたのは嬉しかった
一生懸命になってくれたのも嬉しかった
でも、僕にとって、一番嬉しかったことは
一番のキセキは
僕すら忘れていた僕を覚えていてくれた人いたこと
僕がいたことが、誰かの役に立っていたことだった
秋の夕暮れ
白い街灯に照らされた自称天使
彼女の存在は、
僕にとって、
天使が現れた以上の
本当のキセキだった
