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Lの禁忌 〜taboo〜

第8章 【奉仕的な、盲愛】






「まりちゃん…明日は歓迎会だから遅くなるよ…」


「じゃあ、来なくてもいいの?…」


「いやぁ…こうして明日も寝るのっ…お酒臭いの嫌?…」


「嫌じゃないよ…お酒はいいけど、他人の匂いさせて帰ってきたら許さないからね…」


「大丈夫…まりちゃんの印だらけだよ…私の身体…まりちゃんだけのものだよ…むにゃむにゃ…」


「じゃあ、念のためもっとつけとくね…おやすみ…かおる…」




私はまりちゃんだけのものだから安心してね……
ちゃんとまりのところに帰って来るよ
大丈夫、そんな飲まない
酔ってる人を見て、酔いが冷めるタイプなの
え?まりちゃんもなの?
一瞬だね、嬉しい、エヘヘ



ベロベロに酔ってなかったら愛してあげるって、
そんなのご褒美でしかないから絶対酔えないやつだ



裸で待ってようか?
コスプレ?
あ、久しぶりに裸エプロンとか?
最近は温かいから色々出来ちゃうね



って、想像しちゃったじゃん!!
そんな私を思い浮かべて濡れちゃえ…とか意地悪だ
全部良いけど……パジャマで待ってて
だってもったいないよ
シラフの時にお願いします
あ、でも下着はいらないからね
酔っぱらってスリスリすると思うし…



定時目掛けて頑張って仕事を終わらせた
本当はこのまま真っ直ぐ帰ってまりちゃんと…って
思うけど、仕方ない
それなりにお酒は飲んだけどね、
ちゃんとセーブしながらだから心配しないでね



それでもいつもの逢瀬する時間帯には…と思って



急いでメッセージ送ったの





(まりちゃん💕)    From∶◯◯


歓迎会終わったよ💗


二次会逃げた(*´σー`)エヘヘ


これからタクシーで帰るねo(*≧∇≦)ノ






もう、心がまりちゃんを求めてる
会いたい……お酒が入ると余計恋しくなるよね
私の大好きな彼女に早く会いたい
逸る気持ちを抑えながら帰路に着くの





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