
Lの禁忌 〜taboo〜
第8章 【奉仕的な、盲愛】
さて、酔っ払い彼女を襲っちゃう計画スタート
させちゃおうかな
こんな美味しい企画ないでしょ
歓迎会ってパターンはセーブするだろうけど
多少なりともほろ酔いにはなるじゃない
そんなかおるを私が放っておけるわけないよ?
ちゃんとベッドで寝るかも心配だしね?
熱くなった身体を溶かしてあげるのも悪くない
介抱もしつつ、甘えてくるかおるを愛でたいじゃない
意地悪しちゃおうかな…
うんと甘えさせてあげようかな…
帰って来てからの、かおる次第、かな…
今日はね、ベランダから帰って来るの見てたの
だから急いでエレベーターまで迎えに行ったんだよ
エレベーターが開いて私が居たから
めっちゃびっくりしてるかおるが可笑しかった
「え〜どうしたの〜?」って声大きいよ、シーだよ
「エヘヘ、待ってたよ」
「や〜ん、嬉しい」
んふふ、良い感じに酔ってるね
同じ家に帰るの、
同棲してるみたいで顔ニヤけちゃうね?
内鍵かけたらギューーーッと抱き締める
逃さないゾ
「あんっ…まり、チュウしよ?」
「うん……」
靴も脱いでないのにキスのお強請り……
もう1秒たりとも待てないよね
甘えてくるタイプだった
私も同じ
早くかおる色に染まりたい……
かおるも同じこと思ってるかな?
「まり、先にベット行く?」
「うーん……横になったらそのままイキ堕ちしそうだからお風呂行こ?」
「洗ってくれるの?」
「全部洗ってあげる」
「まり、しゅき〜」
「ねぇ、酔い過ぎ」
「そんなに飲んでないよ?」
「はいはい、酔っ払いは皆、そう言うから」
適当にあしらう私にケラケラ笑うかおるを
お風呂へ連れて行く
キスしながら脱がしていくよ
本当はパッパと脱がしたいのに首に手を回して
キスお強請りするかおるに捕まってしまった
お酒飲んでるから身体熱い……
レロレロと舌を絡ませてきて離してくれない
