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だが、しおんはただ一言。
「――快感を、全部受け止めろ」

鎖に吊るされ逃げ場を失った身体に、容赦ない追撃。
二人の腰は勝手に痙攣し、次第に太ももから水気が溢れ出す。

「ひぁああっ……！　あああああっ！」
「だめぇ……っ、でちゃう……っ！」

そして――盛大な水飛沫が宙に舞った。
初めての潮が光を反射し、涙と汗に濡れた肢体をさらに艶めかしく染める。

「す、すごい……っ！」
カメラマンは連射でシャッターを切り続けた📸
レンズには、吊るされたまま盛大に潮を吹き乱れる二人の姿が、克明に収められていく。

「ぁああっ……っ、いやぁぁ……！」
「ご主人様……恥ずかしすぎて……っ！」

けれどもしおんは満足げに二人を抱き寄せ、淡々と告げた。
「よくやった。これでお前たちの価値は、さらに高まったぞ」

涙と潮で濡れながらも、凛と千夏は小さく頷いた。