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平凡OL、不慮の事故で異世界チート村長へ成り上がり

第38章 褒美の夜〜凛の望み〜

夜風に包まれながら、しおんと凛は庭をゆっくり歩いた。
月明かりが差し込む小さな開けた場所で、しおんは静かに立ち止まる。

「……ここでいいな」
低く響く声に、凛は胸を高鳴らせた。

「……脱ぎなさい」
命じられた声に、凛は小さく頷き、布を肩から滑らせる。
月明かりに照らされた肌は透けるように白く、夜気に触れた瞬間、小さく震えた。

しおんもまた衣を脱ぐ。逞しい胸板と引き締まった体が露わになり、凛の視線は自然と中心へ――堂々と立ち上がる姿に息を呑む。
「……ご主人様……」
その言葉よりも先に、凛は膝をつき、迷いなく唇を寄せた。
熱と重みを口に含んだ瞬間、身体の奥にまで震えが走る。

「今日は積極的だな」
しおんが頭を撫でると、凛は恥ずかしそうに目を細め、さらに深く喉奥まで受け入れていった。

やがて、しおんが凛を抱き上げ、地面へ横たえる。
舌が秘められた蕾をなぞり、吸うたびに甘い声が夜気を震わせた。
「……だめ……声、止まらない……」
頬を朱に染め、瞳が潤み始める。

「……入れるぞ」
囁かれた声に、凛は震えながらも願いを吐き出した。
「……一回じゃ嫌です……何度でも……ご主人様の中が欲しい……」

その言葉に、しおんの瞳が熱を帯びる。
「……いいだろう。ご褒美だからな」

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