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残ったしおんは千夏を見やり、静かに告げる。
「行くぞ😊」
「……はい」

商業ギルドに着くと、入口でハヤンが恭しく頭を下げた。
「おはようございます、しおん様🙇🏻」

案内されたのは、冒険者相手の時とは違う実演室だった。
広々とした空間に、重厚なソファーが並ぶ観覧席。明らかに“貴族用”の設えだ。

千夏は緊張で肩をすくめ、指先を握りしめている。
その横顔に気づいたしおんは、顔を寄せて囁く。
「……緊張するな」

そして軽く唇を重ね、千夏の不安を拭うように撫でた。
「これから媚薬を塗るぞ」

「……わ、私……ご主人様のお役に立てますか……？🥲」
不安に揺れる声が漏れる。

しおんはその言葉に手を止め、耳元で囁いた。
「大丈夫だ、千夏。上手くいく。お前はちゃんと俺の役に立っている😉」

「……はい……」
千夏は頬を赤らめ、かすかに震えながらも小さく頷いた。

しおんは静かに指先を動かし、凛のときよりも多めに、秘められた部分へ薬を広げていった。
千夏の体は小さく震え、すでに熱を帯び始めていた。