
平凡OL、不慮の事故で異世界チート村長へ成り上がり
第8章 コツコツ稼いで、確かな一歩
草原へ出ると、鑑定スキルが薬草の位置を次々と示してくれる。三件分の薬草はあっという間に揃い、マジックバッグの中へ。さらに鉱山に足を運び、壁の淡い光を目印に掘り進めれば、鉱石はごろごろと掘り出された。つるはしの音が響くたびに、袋はすぐ成果で満ちていく。
街に戻ったしおんはギルドで依頼の完了を報告。受付嬢が笑顔で報酬を差し出した。
「本日もお疲れさまでした。これで薬草3件分が銅貨9枚、鉱山3件分が銅貨15枚。合計24枚となります😊」
銅貨の重みを手に受けながら、しおんは心の中で数字を弾く。
昨日の時点で79枚、そこに24枚が加わり――手持ちは銅貨103枚(銀貨10枚と銅貨3枚)。ついに金貨へと近づく実感が胸を熱くした。
「……悪くないな👍🏻」
腹が空いたしおんは、再び宿へ戻る。夕食に出されたのは、野菜と肉がこれでもかと入った雑炊。滋味深い出汁が効いていて、噛むほどに旨味が広がる。漬物のような小鉢も添えられ、腹も心も存分に満たされた。
(焦ることはない。資金をもっと積み重ねて、服や靴も揃えてやれるくらいになってから……村の仲間を迎えよう💭)
街に戻ったしおんはギルドで依頼の完了を報告。受付嬢が笑顔で報酬を差し出した。
「本日もお疲れさまでした。これで薬草3件分が銅貨9枚、鉱山3件分が銅貨15枚。合計24枚となります😊」
銅貨の重みを手に受けながら、しおんは心の中で数字を弾く。
昨日の時点で79枚、そこに24枚が加わり――手持ちは銅貨103枚(銀貨10枚と銅貨3枚)。ついに金貨へと近づく実感が胸を熱くした。
「……悪くないな👍🏻」
腹が空いたしおんは、再び宿へ戻る。夕食に出されたのは、野菜と肉がこれでもかと入った雑炊。滋味深い出汁が効いていて、噛むほどに旨味が広がる。漬物のような小鉢も添えられ、腹も心も存分に満たされた。
(焦ることはない。資金をもっと積み重ねて、服や靴も揃えてやれるくらいになってから……村の仲間を迎えよう💭)
