
平凡OL、不慮の事故で異世界チート村長へ成り上がり
第12章 恥じらいのお掃除
宿へ戻った二人は、真っ先に部屋へと入った。
今日一日鉱山で過ごしたせいで、凛の白いワンピースは土埃にまみれ、裾も汚れている。
しおんは椅子に腰を下ろしながら声をかけた。
「凛、今日はかなり汚れただろう。スライムで体を洗ってもらえ」
「……スライムで……ですか?」
凛は目を丸くし、けれど素直に頷いた。
「服は全部脱いで、床に座ってくれ」
「……は、はい……」
凛は恥ずかしそうに身を縮めながらワンピースを脱ぎ、床にぺたりと座った。
頬は赤く染まり、視線は揺れている。
しおんがマジックバッグから二匹のミミズスライムを取り出し、凛の体に乗せる。
一匹は頭から、もう一匹は足元から。ぬるりとした感触が髪を、背を、脚を這い上がっていく。
「ひゃっ……! つ、冷た……っ」
凛は思わず肩を震わせる。
首筋を這うと小さな声が漏れ、膝裏を這われると足先がぴくりと跳ねた。
スライムはまるで泡のように広がりながら、肌にこびりついた汗や埃を絡め取っていく。
だが、時折敏感なところを撫でられるように動くせいで、凛の呼吸は次第に乱れていった。
「……っふ、ぁ……な、なんか……変な感じ……」
凛は困惑したようにしおんを見上げる。
しおんは穏やかに頷いた。
「大丈夫だ。スライムがきれいにしてくれているだけだ」
「……は、はい……」
そう返事をするものの、体は思うように落ち着かない。
胸元をなぞられるたび、凛は小さく息を漏らし、内腿を這い上がる感触に膝がすり寄る。
「ひぁ……っ、くすぐった……でも……へんなの……」
本人はそれが“快感”だとは理解していない。
ただ、体が勝手に震えてしまうことに戸惑い、頬を赤く染めて必死に耐えているだけだった。
今日一日鉱山で過ごしたせいで、凛の白いワンピースは土埃にまみれ、裾も汚れている。
しおんは椅子に腰を下ろしながら声をかけた。
「凛、今日はかなり汚れただろう。スライムで体を洗ってもらえ」
「……スライムで……ですか?」
凛は目を丸くし、けれど素直に頷いた。
「服は全部脱いで、床に座ってくれ」
「……は、はい……」
凛は恥ずかしそうに身を縮めながらワンピースを脱ぎ、床にぺたりと座った。
頬は赤く染まり、視線は揺れている。
しおんがマジックバッグから二匹のミミズスライムを取り出し、凛の体に乗せる。
一匹は頭から、もう一匹は足元から。ぬるりとした感触が髪を、背を、脚を這い上がっていく。
「ひゃっ……! つ、冷た……っ」
凛は思わず肩を震わせる。
首筋を這うと小さな声が漏れ、膝裏を這われると足先がぴくりと跳ねた。
スライムはまるで泡のように広がりながら、肌にこびりついた汗や埃を絡め取っていく。
だが、時折敏感なところを撫でられるように動くせいで、凛の呼吸は次第に乱れていった。
「……っふ、ぁ……な、なんか……変な感じ……」
凛は困惑したようにしおんを見上げる。
しおんは穏やかに頷いた。
「大丈夫だ。スライムがきれいにしてくれているだけだ」
「……は、はい……」
そう返事をするものの、体は思うように落ち着かない。
胸元をなぞられるたび、凛は小さく息を漏らし、内腿を這い上がる感触に膝がすり寄る。
「ひぁ……っ、くすぐった……でも……へんなの……」
本人はそれが“快感”だとは理解していない。
ただ、体が勝手に震えてしまうことに戸惑い、頬を赤く染めて必死に耐えているだけだった。
