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平凡OL、不慮の事故で異世界チート村長へ成り上がり

第12章 恥じらいのお掃除

スライムが凛の身体を洗い終えると、肌はつややかに光を帯びていた。
「……あの、服を……早く……」
凛は両腕で胸を隠しながら、恥ずかしそうに白いワンピースへ手を伸ばす。

だが、しおんはその手をそっと制した。
「待て。せっかく体が綺麗になったのに、汚れた服を着たらもったいないだろ。服も洗ってからにしよう」

「ふ、服も……?😳」
凛が戸惑いに目を瞬かせる間に、しおんはスライムをワンピースへと移した。ぬるりと布を這い回るスライムは、汗や埃を吸い取りながら、まるで魔法のように布地を清めていく。

数分も経たないうちに、白いワンピースは新品のような清らかさを取り戻していた。

「……すごいな。まるで新品みたいだ👏🏻」
しおんは感嘆しながらも、ふと考え込む。

(これから依頼をこなすとなれば、服はすぐに泥や草の染みがつくだろう。……ロンパース二枚じゃ足りないかもしれないな)

汚れたらすぐ洗えるとはいえ、着替えは多いに越したことはない。
「ロンパースを受け取りに行くときに、追加で注文しておくか🤔」

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