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平凡OL、不慮の事故で異世界チート村長へ成り上がり

第17章 始まりの契約 〜千夏〜

商人は受け取り、深く礼をした後、神妙な声で言う。
「では、契約の準備を整えます🙇🏻」

ほどなくして、少女は着替えさせられ、白いワンピース姿で現れた。先ほどの薄汚れた姿からは一変し、かえって彼女の儚さが際立って見えた。だが、その大きな瞳は涙で揺れ続けている。

商人が低く告げる。
「契約の方法は、主の精を体内に受け入れること。それで結びつきは成立します」

しおんは少女の前に膝をつき、優しく声をかけた。
「……怖いだろうが、安心しろ。俺はお前を粗末にしない」

少女は唇を噛み、涙をぼろぼろ零した。
「……こわい……です……でも……」
しばらく震えていたが、やがて小さく頷いた。

しおんは小瓶から透明なローションを取り出し、慎重に彼女の入口へ塗り広げる。指先が触れるたび、少女は身を跳ねさせ、泣き声を洩らした。
「ひっ……やぁ……っ、こわい……っ😭」

「大丈夫だ。痛くしない😌」
そう言いながら、もう一つの小瓶――琥珀色の媚薬を塗り込む。ほどなく、少女の頬は赤らみ、呼吸は浅く速くなっていった。涙に濡れた瞳の奥に、戸惑いと微かな熱が混じっていく。

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