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平凡OL、不慮の事故で異世界チート村長へ成り上がり

第17章 始まりの契約 〜千夏〜

彼女を抱きかかえ、腰を沈める。
「……っ!!」
小さな体を貫いた瞬間、千夏は苦痛と衝撃に顔を歪め、堰を切ったように涙を零した。
「い、いやぁ……っ、いたい……こわい……っ」
少女の喉から悲鳴が漏れ、赤いしずくがシーツへと滲んだ。
(……やはり、純血か。商人の言葉に偽りはなかったな)

必死にしおんの腕にしがみつき、子供のように泣きじゃくる。

しおんは動きを止め、彼女の髪を撫でる。
「……無理ならやめるぞ」
「……や、やめないで……ご主人様の奴隷に……なりたいです……😭」
涙で濡れた顔を上げ、震える声でそう告げた。

しおんは静かに頷き、ゆっくりと腰を動かし始める。
「はっ……あっ……んん……」
痛みの合間に、媚薬の効果で甘い吐息が混じり出す。
涙で濡れた頬のまま、彼女は小さな声で「……ご主人様……」と繰り返した。

やがてしおんが強く抱きしめ、深く突き上げた瞬間――
「あああっ……!😖💗」
彼女は震え、絶頂の波に呑まれながら、奥深くに熱を注がれた。

その時、彼女の首筋に淡い光の紋章が浮かび上がる。
奴隷契約の証だ。

「……これで、契約は成立です👏🏻」
商人の言葉に、彼女は涙で濡れた頬を紅潮させながら、震える声を洩らす。
「わ、わたし……もう、ご主人様のものなんですね……」

しおんは彼女を抱き寄せ、静かに頷いた。
「そうだ。これからは俺が守る。だから、もう泣かなくていい」

彼女は嗚咽をこらえつつも、小さく「はい……🥹」と答えた。
その涙は恐怖の涙ではなく、初めて得た安堵の涙だった。

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