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平凡OL、不慮の事故で異世界チート村長へ成り上がり

第23章 魔道具、誕生

街の石畳を並んで歩く凛と千夏。
リュックが背中で揺れるたび、前へ突き出された胸も小刻みにぷるんと震えた。
凛の豊かな胸は存在感を主張するように上下し、
千夏の小ぶりな胸は控えめながらも、柔らかさを感じさせる可憐な揺れ方をしていた。

「……でかい方もいい……でも小さい方も可愛い……」
「ちくしょう……どっちも捨て難い……」
「胸だけじゃないぞ、あの尻……っ」

短い裾からのぞく二人のお尻も、歩みに合わせてふるりと弾む。
凛は丸みを帯びたボリュームがあり、千夏は小ぶりながら張りのある形。
通りすがる男たちは、その対比に喉を鳴らし、理性をかろうじて繋ぎ止めていた。

「たまんねぇ……」
「ご主人様になった奴、絶対前世で徳積んでるだろ……」
「なんで俺たちじゃねぇんだ……」

奴隷の紋章さえなければ声をかけていたはずの男たち。
羨望と悔しさに歯噛みしながら、彼らは二人の背中を見送るしかなかった。

だが凛と千夏はそんな視線を知らず、
リュックをぎゅっと握りしめながら、笑顔で並んで歩き続けていた――。

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