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「待たせたな。明日からは新しい依頼を受けたい。川のゴミ拾いだ」

「えっ、川ですか？😳」
凛が目を丸くする。

「鉱山採掘よりも報酬は低い。だが、この街でさまざまな仕事を経験しておくことが大事だと思った」
しおんは落ち着いた口調で続ける。

「なるほど……確かに経験は大切ですね😊」
千夏がこくりと頷いた。

「ただ、川に入るからには水着が必要だ」
そう言って立ち上がるしおん。
「最近できた仕立て屋に行ってみよう。普通の服屋とは違って、変わった品を扱っているそうだ」

──街の外れに建った新しい店。
外観はどこか妖しげで、赤と黒を基調とした装飾が目を引く。

「いらっしゃいませぇ」
にやりと笑いながら現れたのは、恰幅のいい中年の店主。目つきにどこか“変態じみた好奇心”が漂っている。

「水着を探している。二人に似合うものを出してくれ」
しおんの声に、店主は待ってましたとばかりに奥から数着を抱えてきた。

「ふふ……こちらはいかがでしょう？🤩」
差し出されたのは、キャミソール型の一見可愛らしい水着。だが――腰の布は割れ目のラインに沿ってぴったりと食い込み、下腹部を強調する作りになっていた。

「な、なんですかこれ……っ💦」
千夏が思わず頬を赤らめる。

「……試着してみろ」
しおんが冷静に告げると、凛と千夏は恥ずかしそうに顔を見合わせ、着替え室へと入っていった。