無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

千夏の番になると、しおんは潤滑剤を取り出した。だが、彼女の秘部はすでに濡れていて、指が触れた瞬間にとろりとした感触が広がる。

「……もう濡れてるな。凛を見て、興奮していたのか？」
低い声に問われ、千夏は真っ赤になって目を伏せた。
「……っ……わ、わかりません……」

しおんは小さく笑い、彼女の顎を持ち上げる。
「千夏、快感から逃げるな。全部、受け止めろ」
「……はい……ご主人様……」
涙を浮かべながらも、千夏は小さく頷いた。

両腕を後ろに組まされ、腰を突き出すように姿勢を整えられる。
しおんがその腰を掴み、ゆっくりと自身を押し込むと――
「っ……！　あ、あぁ……っ」
千夏の身体がびくんと跳ねた。

最初は声を噛み殺すように唇を噛み締めていた。
「ん……っ、くぅ……っ」
泣きそうな表情で必死に堪えている。

だがしおんの腰が一定のリズムで深く打ち込まれるたび、彼女の抑え込みは崩れていった。
「ひっ……あっ……だ、め……っ、あぁ……っ！」
声が漏れる。自分でも止められず、涙と共に洩れ出してしまう。

やがて、身体を震わせて絶頂を迎えた。
「……っぁあああああっ……！」

動きが止まると、しおんは振り返って凛に命じた。
「凛、道具を千夏のクリトリスに当てろ」
「はい、ご主人様」

小さな震えが秘部に触れると、千夏の身体は過敏に震え上がる。
「っ……ひっ……や、やぁ……っ！　なにこれ……っ！」
初めての刺激に戸惑い、腰を逃がそうとするが、しおんに掴まれて動けない。

「千夏、そのまま受けろ」
「む、無理です……っ、やぁっ……っ！」
懇願の声も涙で震えていた。

しかし、容赦なく奥を突かれ、同時に敏感な芯を震わされると、千夏は恥じらいも忘れて絶叫した。
「ぁああああああっ！　だめぇっ……！　いっちゃう……っ、あぁああっ！」
二度目の絶頂が全身を貫き、涙が頬を伝って落ちる。