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戻れない場所

第2章 1



毎日が幸せで、大嫌いだった中学もなんとか頑張って行けるようになった。



しかし時は受験間近の12月。

私は塾に忙しい毎日。
しかし彼との時間を大切にしたくて、いつも携帯を手離さない状態。

母親には受験生の自覚を持てと怒鳴られる。

それでも彼のことをたくさん知りたくて、少しでも繋がってたくて、勉強中もお風呂でも、眠りにつくギリギリまで携帯は手離せなかった。


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