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「まさかっ…！？」


もしかして……。
みみに何かするつもりか？


「そう、そのまさかだよ♪」



ますます訳が分からない。そうする事で何か得する事があるのか！？

その前に蓬とみみの接点は無いだろう…。


いや、一つあった。

私を通して繋がっている。


「お前、最低だな…。
みみは関係無いだろう？」


フッ…

鼻で笑う蓬。


「そんな事はどうだって良い。
で、返事は？？」


私だって こんな事はしたくない。
だけど 行かなかった時の方が代償は大きいだろう。


なら 仕方ない。

みみを守るために。



私は答えた。


「勿論、行く。」


満面の笑みで……。