堕天使
第3章 過去と現在
はっ…と過去から出てくる。
前に誰かいた。
バサバサの髪はカラスの濡れ羽色。
瞳はブルー。
ツバサは白と黒のマダラ。
「ねぇ…遊ぼーよ」
「アンタ誰?人間?」
天使のような悪魔はニィと笑う。
「よろしくね? ぼくは、伊藤 颯真って言うんだ。」
悪魔の笑いは、寂しい微笑みに変わった。
私は慌てて、「美里」と一言だけ言った。
「突然ですが、契約してもらえません?美里様。」
さ、様!!? 契約ぅ!?
どういう趣味?コスプレ?妄想?
「悲しい過去を少しずつ消しましょう。そして、戦って頂けますか?私と」
意味が分からない、コイツが、いかれてんのか、私がいかれてんのか…疲れるなぁ…。
「私は今の状況がわかんないです!」
直球玉を投げてやった。
すると、堕天使は馬鹿にしたように、微笑み口を開いた。
「契約ですよ。私以外の堕天使を殺す。そして、あなたは私の主人です。」
堕天使はどや顔。
あなたが、堕天使でしょ?何言ってんのよ?自分を殺すの?
まず、これは現実?嘘言わないでよね‥
「もぉ~面倒だなぁ…契約成立!それでいいね!はい、じゃあ早速、堕天使狩りに行きますよ!」
はぁ!?待ってくれたっていいじゃん!
「さぁ、主人!移動開始!この辺に気配があるしね!」
堕天使の颯真は、私の手を持って走り出した。
「ま、待って!!学校は、学校はどうなるのよ!」
「だぁいじょうぶ!魔法かけといたから」
もぉ! そうじゃなくて! 連れてくなってこと!
その時、着いたのか颯真は止まった。
ボッーとしていた私は勢いよく颯真の背中に突進。
「痛っ!何よ、急に…」
続きを言う前に颯真に口を抑えられた。
「そこにいる…。」
えっ、うわ!真っ黒な翼!灰色の髪。まさに、堕天使!
前に誰かいた。
バサバサの髪はカラスの濡れ羽色。
瞳はブルー。
ツバサは白と黒のマダラ。
「ねぇ…遊ぼーよ」
「アンタ誰?人間?」
天使のような悪魔はニィと笑う。
「よろしくね? ぼくは、伊藤 颯真って言うんだ。」
悪魔の笑いは、寂しい微笑みに変わった。
私は慌てて、「美里」と一言だけ言った。
「突然ですが、契約してもらえません?美里様。」
さ、様!!? 契約ぅ!?
どういう趣味?コスプレ?妄想?
「悲しい過去を少しずつ消しましょう。そして、戦って頂けますか?私と」
意味が分からない、コイツが、いかれてんのか、私がいかれてんのか…疲れるなぁ…。
「私は今の状況がわかんないです!」
直球玉を投げてやった。
すると、堕天使は馬鹿にしたように、微笑み口を開いた。
「契約ですよ。私以外の堕天使を殺す。そして、あなたは私の主人です。」
堕天使はどや顔。
あなたが、堕天使でしょ?何言ってんのよ?自分を殺すの?
まず、これは現実?嘘言わないでよね‥
「もぉ~面倒だなぁ…契約成立!それでいいね!はい、じゃあ早速、堕天使狩りに行きますよ!」
はぁ!?待ってくれたっていいじゃん!
「さぁ、主人!移動開始!この辺に気配があるしね!」
堕天使の颯真は、私の手を持って走り出した。
「ま、待って!!学校は、学校はどうなるのよ!」
「だぁいじょうぶ!魔法かけといたから」
もぉ! そうじゃなくて! 連れてくなってこと!
その時、着いたのか颯真は止まった。
ボッーとしていた私は勢いよく颯真の背中に突進。
「痛っ!何よ、急に…」
続きを言う前に颯真に口を抑えられた。
「そこにいる…。」
えっ、うわ!真っ黒な翼!灰色の髪。まさに、堕天使!