イケナイ×××
第3章 ・・・2
田「モデルと言っても読モだから、堅いものじゃなくて街中とかで自然な感じの表情を撮る。とりあえず気楽に考えてくれればいいから」
興奮するマスターと盛り上がる田畑を横に、マヤはゆっくりと手にした名刺をカウンターに置く
マ「すみません・・・お断りします」
「「えっ?」」
マヤの言葉に驚く2人の声がハモる
田「そんな難しい事じゃないんだよ。今回のテーマは『海』だから、楽しく遊びに行くついでみたいな感覚で・・」
マ「でも・・・」
オ「マヤちゃん、ユーキに相談してみたら?返事はそれからでも遅くないんじゃないか?」
困惑するマヤにマスターが助け舟を出すと、田畑はそれに飛びつく
田「ユーキ・・?彼氏かな?なんだったら、彼氏も一緒に!ね?それならいいでしょ?」
戸惑うマヤに猛プッシュをかける田畑に根負けしたマヤは、後日返事をする事でその場を納めた