イケナイ×××
第3章 ・・・2
ユ「マヤ・・・?どした?」
心配そうに覗き込むユーキだったが、顔を見られたくないマヤはユーキの身体にギュッとしがみつく
ユ「・・・・マヤ?」
マヤの顔を覗き込んだユーキが、驚いたように目を見開く
ユ「マヤ・・・・お前・・」
ユーキの驚いたような声に、マヤは、ビクッと身体を震わす
バレちゃった―――!!
自分ではコントロール出来ない疼きに気づかれ、マヤは恥ずかしさで顔を上げられないまま、ギュッと目をつむる
ユーキはマヤの手をとると、グイグイと引っ張って歩き始めた
マ「ゆ・ユーキ・・・?」
戸惑うマヤの声を無視して、ユーキは引っ張るように砂浜をずんずんと歩き、気づくと海岸端の岩場まで歩いてきていた
岩場の裏に回ると、ちょうど砂浜からは死角になる場所で、ユーキはやっと止まった
マ「ユーキ?」
結構な歩幅で引っ張られていたマヤは、少し息を切らしている