イケナイ×××
第1章 イケナイ★カメラマン×読者モデル
オ「いやいや、美人なお客様は大歓迎ですよ」
マスターがエイコに向かって、にっこりと微笑む
エ「やだ・・マスターってイケメン!大人の男って感じで素敵」
カウンター越しに見つめ合った2人に苦笑しながら、マヤはテーブル席の3人にお水を差し出す
ユ「オサム・・・お前、今何歳だよ!いい加減、その女癖の悪さなんとかしろよ。そんなんだから奥さんに逃げられるんだ」
マヤから受け取ったお冷やを飲みながら、呆れたように冷ややかな視線を送るユーキ
エ「マスター、結婚してるんですか?」
ユーキの悪態に素早く反応したエイコが身を乗り出す
オ「経験はしたよ。でも今は独身、つまりバツ1」
エ「イマドキ、バツ1くらい何てことないですよね~」
本気とも冗談とも取れない様子のエイコに、マヤが笑いながらメニューを差し出す
マ「エイコさん、マスターの煎れる珈琲は抜群に美味しいですよ」
オ「おじさん、美人にはご馳走しちゃうよ」
エイコに向かって、バチっとウインクを飛ばすマスター
エ「いや~ん美人だなんて」