テキストサイズ

GAME

第5章 第二のゲーム

「……ほのか……
ごめん……俺がこんなもんに誘わなければ……」


「ううん……いいの……私も面白そうだって思って始めたんだし……」



ぽろぽろと涙をこぼすほのかを見て、竜崎はグッと胸が締め付けられた。


そして思わず--


ほのかを抱き締めていた。



「か、ずし……」


「ほのかは俺が守る!! 心配すんなっ!! 俺は篤弘みたいに頭はよくねーけど喧嘩なら誰にも負けねーから」



竜崎の腕のなかでほのかは竜崎の顔を見上げて小さく頷く。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ