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第5章 第二のゲーム

「こんなときになんだけどさ……俺、ずっとほのかが好きだったんだぜ?」



「えっ……!? あ、ありがと……」


ほのかはショートヘアーの髪を指先で弄り、照れ隠しするように返答した。



「なんだよ、ありがとうって!? そこは私も!とかだろう、ふつう!!」



「なんでよ! 私もそうとは限らないでしょ!? 自意識過剰!!」



「嘘つけ!! ほのかも好きだったんだろ!! 幼稚園の頃結婚しようっていってたじゃんか!」


「どんだけ昔の話引っ張り出してんのよ、それ!?」


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