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GAME

第5章 第二のゲーム

いつもより更にぼーっとしたままほのかは一日を過ごし、放課後を迎えた。

竜崎とはスレイブゲームの話題はせず、隣のクラスの小石川も教室にやってきたが話題は普通の日常会話だけであった。

三人はスレイブ・ゲームの話題は意識的に避けていた。

しかしほのかが帰ろうと校門まで行くと竜崎と小石川が真剣な表情で立っていた。


「ちょっと、今後について話し合おう」

小石川の言葉にほのかは小さく頷く。


逃げていても仕方がない。


どうせ一ヵ月後、またゲームを選ばなくてならなくなるのだから。

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