GAME
第5章 第二のゲーム
三人は誰が決めたわけでもなくいつも寄り道をする大手ハンバーガーチェーン店に来ていた。
「それで……一司には来たの?次のゲームの案内は……」
ほのかはずっと気にかかっていたことを竜崎に尋ねた。
「いや、まだ来てない」
竜崎がそう答えるとまた三人の間で沈黙が起きる。
その沈黙を破ったのは小石川篤弘だった。
「昨日俺なりにスレイブ・ゲームのことを調べてみたのだが、やはりどうも実態がつかめない」
小石川はそういっていくつかのパソコンのプリントアウト画像を鞄から出した。
「ネット上に書かれているスレイブ・ゲームの情報はうそっぽいものがとにかく多い。
実際は参加したことがないのに参加した風を装いあれこれ書いているような記事ばかり目に付く」
小石川がプリントアウトしたものに竜崎とほのかが目を通す。
確かにどれもこれも過剰にゲーム性溢れるような書き方をされていて、あの殺伐とした雰囲気がしない。
「中には本物っぽい書き込みもあった。それらの書き込みを見てわかったのはやはり警察に言っても無駄だということ」
「それで……一司には来たの?次のゲームの案内は……」
ほのかはずっと気にかかっていたことを竜崎に尋ねた。
「いや、まだ来てない」
竜崎がそう答えるとまた三人の間で沈黙が起きる。
その沈黙を破ったのは小石川篤弘だった。
「昨日俺なりにスレイブ・ゲームのことを調べてみたのだが、やはりどうも実態がつかめない」
小石川はそういっていくつかのパソコンのプリントアウト画像を鞄から出した。
「ネット上に書かれているスレイブ・ゲームの情報はうそっぽいものがとにかく多い。
実際は参加したことがないのに参加した風を装いあれこれ書いているような記事ばかり目に付く」
小石川がプリントアウトしたものに竜崎とほのかが目を通す。
確かにどれもこれも過剰にゲーム性溢れるような書き方をされていて、あの殺伐とした雰囲気がしない。
「中には本物っぽい書き込みもあった。それらの書き込みを見てわかったのはやはり警察に言っても無駄だということ」