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第5章 第二のゲーム

「警察に行く人はやっぱりいるんだね」


「だが警察に行ってもこんな荒唐無稽な話を信じるはずがない」


「でも、現場を見せたり、証拠を見せたりすれば……」


「それが一番危ないみたいだ。それをすると当然警察も動き出す。
しかしすぐに警察は調査をやめてしまうらしい。理由も聞かされない。
そして通報者の身に危険なことが起きたり、逆に警察に逮捕された人もいるみたいだ」


「あいつらのやりそうなことだ!」

小石川の話に竜崎は苦々しげに言い捨てる。


「更に驚いたのは刑務所に入っても月一回のゲーム参加からは逃れられないということだ」


「!!!」

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